カテゴリ:記事補完。( 3 )

レベル4 茅場町から家まで徒歩で帰るの巻。

 あまりの長さに、ネタごと削除になってしまったのが今回の記事です。最初の編集では分量を1/3ほどに減らしたんですが、それでもページ数オーバーで丸ごと削る事になりました。

 最後に37kmほど歩いてますが、その前に13km程歩いていたんですね、実は。今回は、その闇に葬られた記事を補完したいと思います。

■歩いて帰ってみよう

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630円でした。

 「震災時帰宅支援マップ」という地図帳があります。ポケットサイズでコンパクト。常時持っていても邪魔になりません。この地図、東京を中心にした放射状の帰宅路13ルートが載っていて、かなり多くの人をカバー出来るようになっています。

 昼の12時に直下型地震が起きた場合、3900万人が帰宅難民となり、3日間は交通機関や復旧、救助体制が整わないと言われているそうです。その時、いかにして自宅に帰るか。最も確実なのは「歩いて帰る」という方法です。

そのための支援施設、帰宅支援対象道路をまとめたのが「震災時帰宅支援マップ」です。


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震災時帰宅支援マップ冒頭の概要地図より。


 帰宅支援対象道路は大きな道路ばかりなので、地図を読むのが苦手な人も安心です。非常に判りやすくなっています。また、公園やコンビニエンスストア、ガソリンスタンドの位置はもちろんの事、水場やトイレの場所も書き込まれている点も安心です。トイレと水の補給は災害時に困りますからね。

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凡例が豊富で大変判りやすい。水場とトイレの情報が秀逸です。


 災害時に帰宅支援ステーションとなる学校や公共施設の位置も示されていますので、たとえば休憩や避難に利用すると良いと思います。余震が続く中歩くのは危険ですから、落ち着くまでは近くの帰宅支援ステーションにとどまるという選択も考えると良いでしょう。

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災害発生時の心得的な解説も載っています。ご一読を。


 そういう便利な地図なのですが、実は僕の家に帰るルートは載っていませんでした。なんという事でしょう。浦安はあまりに近すぎて帰宅支援マップに載せるほどの事は無いらしいのです。なので、仕方ないので自分で地図を調べて帰ることにしました。

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震災時帰宅支援マップ102ページ幹線道路図より。


 選んだルートは、永代橋を渡って葛西橋通りを延々歩くというルート。距離にして約10kmです。途中、コンビニに寄って一息は入れられないですが(非常食以外口に出来ないので)、はりきって帰宅訓練をしたいと思います。がんばります!!

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□18:30 永代橋をスタート
 仕事が終わったので早速スタートします。天気予報では夜から雨との事で、傘を片手に永代橋を渡ります。この橋、隅田川に掛かっている沢山の橋の一つですが、青くライトアップされていて非常に綺麗です。よくカラオケの後ろで流れるムービーやCMに出てくるので、意識して無くても見たことある人は多いと思います。

頑張って歩きます!目標は、9時到着!

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□18:38 葛西橋通りへ曲がる

 永代橋を渡ると、早速江東区に入ります。中央区から江東区へ。一気に雰囲気が緩くなります。中央区が数学の教師としたら、江東区は体育教師みたいな、そんなイメージ。10分ほど歩いて葛西橋通りに曲がります。後は浦安までひたすら真っ直ぐ歩きます。

まだまだ始まったばかりです。

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□18:46 美味そうなラーメン屋の前を通る
 ふと鼻をなでるラーメンの良い匂い。ああ、お腹減った・・・・。電車ならとっくに浦安に着いてますよ。茅場町から浦安まで、東西線で15分ですから。茅場町、門前仲町、木場、東陽町、南砂町、西葛西、葛西、そして浦安です。まだここは、えーと、木場の辺りですかね。

・・・・遠いよ。

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□19:36 葛西橋到着
 東陽町、南砂町を通ってやっと葛西橋通りたるゆえん、葛西橋までたどり着きました。広くて真っ暗な荒川に架かる橋です。この橋がですね、歩いて渡ると結構怖い。胸の高さの手すり。その向こう、見下ろす20m下は真っ暗な荒川が広がります。ああ、怖い。夜の河、夜の水辺ってなんでこんなに怖いんだろう。

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 下流を見ると東西線が鉄橋を渡っていました。本来ならあれに僕が乗っているはずで、見てるのがかなり切ないわけです。銀河鉄道999第1話の鉄郎気分とでも言いますか。メーテル!!僕にもパスを!!

・・・さっさと橋を渡ります。

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□20:02 西葛西のドンキホーテ前
 西葛西に着きました。あと二駅分です。ドンキホーテの明かりが見えるとなぜかほっとします。そろそろ体力が無くなってきました。足に力が入りません。荷物を背負っているので肩も痛くなってきました。足の裏も痛い。休憩したい所ですが、浦安はもう少しなので一気に歩いてしまいましょう。

変な顔なのは生まれつきなので、何も言わないでいいです。

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□20:22 やっと浦安橋
 あの橋を渡るとそこが千葉県!!つまり、江戸川をこれから渡ります。勢い込んで写真を撮ってみました。結局傘は使わなかったので邪魔なだけでした。せめて折りたたみだったならば。

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□20:38 着きました、浦安駅・・・・。
 やっと浦安に着きました。大体2時間くらいです。10kmを2時間なので、さぁ、計算してみよう。えーと、時速5km!!予想よりも早かったですね。しかし顔がすっかり疲れています。素の顔です。目が死にかけてますね。

 実際に歩いて帰ってみて、この距離なら災害時も問題なくその日のうちに帰宅出来ると思いました。ただ、実際の震災の時は今日通った橋や道路がそのまま通れるとは限りません。知らない道を迂回しなければならないかも知れません。そのためにも地図は持っていた方が良いと思います。

 それにしても、折角帰宅支援マップを買ったのだから、どうせなら掲載されているルートも歩いてみたいですね。よし、もう一度、もうちょっと歩きごたえのあるルートを歩いてみようじゃありませんか。よーし、たくさん歩いちゃうぞー!!という訳で、つづきはまた後日。
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by hinan30days | 2006-09-26 19:39 | 記事補完。

レベル4 ストロー浄水器 mizu-Q

 今回のネタ補完は、記事そのものがページの都合でなくなってしまった、ストロー式浄水器mizu-Qの紹介です。体張った割にサックリ削除となってしまいました。ということで、ここで初めて人の目に触れる事になりました。

ごらんください。相変わらず文章は長めです。

■ストロー浄水器 mizu-Q

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西友で2200円でした。

 健康診断後、ストロー式浄水器の試用をしてきました。レベル3の終わりで使った「災害用浄水器ミニポット」はプールや風呂の水が対象でしたが、これは魚が生きられる池や川の水も飲むことが出来るという優れもの。ストロー型なので携帯性も抜群です。

 使い方も簡単です。水を汲み、付属の除菌剤を混ぜたら、浄水器をストローの様に使って飲みます。では、ちょっと緑色に濁った新宿御苑の池の水を飲んでみましょう。

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池の水を汲んでみました。

 まずは池の水をコップなどに汲みます。写真では判らないと思いますが、無数のミジンコやプランクトンがウヨウヨと蠢いていました。間違いなく飲み水ではありません。

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最初に除菌剤を溶かします。

 次に、付属の消毒薬「アクアク」を溶かします。これで大腸菌を除菌するそうです。 内ブタに付いている小さじすり切り1杯を溶かしてよくかき混ぜ、2分待ちます。この小瓶一つで、コップ(200ml)で600杯分の除菌能力があるそうです。

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吸うのに結構な力が要ります。

 2分待ち、除菌が完了したらmizu-Qで吸います。力込めてズズーッと吸ってみると、口の中に水が入ってきました。冷たくて無味無臭の水です。が、その水が目に見えないのが不安です。とても不安です。

本当に綺麗になってるのか見えないのが不安でなかなか飲み込めません。

 えいやっ!と気合いを入れて飲んでみました。喉を通るときの匂いも無く、本当に普通に水です。すごい、これ凄い。しかし、元々の水がそんなに不味くないのかもしれません。そこで、ストレートとmizu-Q濾過で飲み比べをしてみました。

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池の水を直接飲んでみた。吐いた。

 池の水をmizu-Qを通さずに口に入れてみました。これがなんとも泥臭いというかカビ臭いというか、見た目も味も匂いも、明らかに飲み水ではありません。全くもって池の水です。しかし、再度mizu-Qを通して飲んでみると、これが見事に飲み水に変わります。

すげぇ、mizu-Q

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こいつはかなりのお勧めグッズです。

 mizu-Qは、こんなに小さくて軽いのにしっかりと浄水器でした。コレさえあれば、川だろうが池だろうが飲み放題です。使用後に水を切れば何度も使うことが出来るので経済的です。

 家に置くなら「ゼンケンの災害用浄水器ミニポット」、携帯しておくなら「mizu-Q」と使い分けると水の心配は無くなるでしょう。僕はかなり気に入ったので非常持ち出し袋に入れていこうと思います。

これはかなり良いものです。
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by hinan30days | 2006-08-10 01:14 | 記事補完。

レベル4、190ページ。

 今回は、本への収録に当たって文字数の都合から半分程度まで削った記事のオリジナルを掲載します。避難訓練生活の場合、1/3程度まで減らしてます。

3/26(日) 23日目、レベル4。

■昼食 株式会社セックコーポレーション「非常備蓄食 カレーライス」 購入価格997円 消費期限2年

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屋台も少なめ。来週が本番みたいですね。

 今日はお花見。だって、テレビの人が今年は開花が早いって言ってたし。靖国神社ではもう開花してるって言ってたし。だから、埼玉県は柳瀬川にやってきました。したらまー、ビックリ。

ほとんど咲いてやがらねぇ。

 以前埼玉に住んでたことがありまして、明らかに都内より寒いなぁと思ってたらやっぱり寒かったんですね。桜前線に影響を及ぼすほどの寒さだったとは計算外でした。埼玉の寒さを舐めてました。仕方ないので咲きかけの桜を見ながら非常食を食べますよっと。

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1パック1000円近い。スキー場のカレーか、これは。

 天気も曇りでやや寒い今日の花見。せめてご飯は、と思って化学反応で温まる非常食を選んでみました。それが、セックコーポレーションの非常備蓄食です。これはカレーと牛丼の2種類があります。今日はカレーをチョイスしてみました。昨日の夜牛肉の大和煮を食べて肉満足だから。

 では早速、説明を読んで作りましょう。と、思ったら手順が複雑でなかなかにやっかいな代物です。まず、外の紙カバーから容器を抜きます。紙カバーは後で使うので破いてはいけません。

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 次に、容器の天井をバツバツと剥がします。すると、青いパッケージのご飯があるので一旦取り出します。次がビックリ。僕はかなり信じられなくて何度も説明を確認してしまいました。

 ご飯を取り出すとその下が不織布(紙みたいな布)になっているのですが、そこにご飯をあけろと書いてありました。マジで?という気分です。底が不織布の食器なんて初めてです。しかし、何度説明を読んでもそうとしか思えないので書いてあるとおりにしました。

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いいのかな、これで、って気分。

 ご飯を不織布の上に載せたら蓋をして、その上にカレールーのパックを置き更に外蓋をかぶせて、最後に紙カバーに戻します。そうしたら準備完了。横に付いている紐を水平に一気に引っ張って発熱を開始させます。

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青い部分がでるまで引っ張る。

 すると一気に発熱開始。これは先日も使ったアルミ粉末の発熱剤と原理は同じですね。非常に熱くなるので火傷に注意しましょう。待ち時間は8分。出来上がったらまたパッケージを開けていきます。都合三重になっているので非常に面倒ですが、そのおかげで熱が内部に籠もる訳ですね。良くできてます。

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美味しかったよ、温かくて。ディナーカレー食べたいな。

 出来上がりは、なんとも嬉しい熱々のカレー。味はまぁ、ククレカレーとかボンカレーとかそういう感じです。たまたまシートを広げた50cm先に犬のウンコが落ちてまして、ウンコを見ながらカレーを食べるという大変貴重な体験もできました。犬の糞は、例え河川敷でも飼い主が持ち帰りましょう。

 ところでこのカレー。値段の高さといい、準備の面倒くささといい、なんでしょうか金持ちとか政治家とかそういう人がターゲットなんでしょうか。つまり、佐藤浩市みたいな雰囲気の政治家が、秘書に作らせて食べる。「おい神保、早くカレー食わせろ。」とか言いながら。で、食べたら食べたで、「神保、なんだこりゃ、ボンカレーか。」とか言い出すというシステムです。

 だとすると僕もこれを食べたのだからその辺と肩を並べちゃった?って感じですが、おおよそ勘違いだというのは判ってるので辛い現実を見せないで頂きたいと思います。





長いね!!本に載ってる文章と比べてみたら面白いと思いますので是非。ではでは。
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by hinan30days | 2006-07-28 22:43 | 記事補完。